十か国語もの人の名前と苗字を調べられるサイト「欧羅巴人名録」が便利すぎる

小説を書く上でキャラの名前決めに困ったことはありませんか?
特にファンタジーものを書こうと思った時に中々外国人の名前はぱっと思い浮かばないものです。今回はそんな時に非常に役立つサイトを紹介します。

欧羅巴人名録とは?

「欧羅巴人名録」は、サイト運営者様が個人的に収集している外国人の名前(ヨーロッパ系中心の姓・名)を国別に閲覧することができるデータベースです。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語、フィンランド語、ロシア語、チェコ語、オランダ語の十か国語に対応しています。すごい。

欧羅巴人名録の使い方

使い方はいたって簡単。まずは欧羅巴人名録にアクセスします。次に左側のサイドメニューから気になる国、性別、名前もしくは苗字を選んでクリックします。名前は基本的にAからZの順で並んでいます。いや本当にすごい数です。全部確認してたら間違いなく日が暮れるでしょう。

欧羅巴人名録のいいところ

純粋に数が多い

まず数が多いこと。資料である以上、多ければ多いに越したことはありません。十か国語対応というのは、それだけで色々とはかどります。

男性名と女性名で分かれている

また個人的に嬉しいのがきちんと男性名と女性名で分かれていることです。やはり外国語にも日本語でいう太郎や花子といった、絶対に男性にしかつけられない名前、女性にしかつけられない名前があります。でもそういう違いってネイティブでない自分たちには中々判別するのが難しく、音だけで判断していると間違えてしまう時がたまにあります。しかしキャラクターの名前はキャラの印象や性格に直結する要素なので、後から名前だけ変更するのは厳しかったりします。ですのでそういったミスを未然に防ぐことができるという意味でも、きちんと男性名と女性名で分けられている欧羅巴人名録は非常に使い勝手がいいです。

名前と苗字で分かれている

また同じように名前と苗字も分けて掲載されています。男性名、女性名と同様、名前に使われるものを苗字に、苗字に使われるものを名前に、といったミスが減らせます。

言語ごとに分かれている

また小説のネタにする上で便利なのが、言語ごとに分かれている点です。たとえばファンタジー小説を書く際、欧羅巴人名録を使えばドワーフはドイツ語の名前、エルフは英語の名前、人はフランス語の名前、といった風に種族ごとに言語を変えることでより統一感が生まれ世界観にリアリティが出せたります。

人名自動生成機能がある

嬉しいことに、欧羅巴人名録には人名自動生成機能があります。左下にある「適当に命名」をクリックし、性別と言語を決定すれば簡単に人名ができちゃいます。言語によってはミドルネームもつけられます。さすがに主要キャラのネーミングには抵抗があるでしょうが、経験上ちょっとしたモブキャラの名前などであれば下手に考えるよりガチャ感覚で何回か適当に回した方が早くいい感じの名前が見つかることも多いです。

まとめ

欧羅巴人名録は、その名の通り、ヨーロッパ系の言語の名前にはかなり強いサイトです。執筆やネタ作りに役立つと思いますので、ぜひ活用してみてください。